僕らはみんな呪われている。みんな僕らに呪われている。

るいは智を呼ぶ 和久津智
結局フォーチュンアテリアルはやってないけどいい加減こっちも我慢できなかった。
というわけでファンディスクコンプリート、ファンディスクでありながらスケール的には本編を上回るという、むしろ普通に続編だった。
全体的に満足はできたかな、まあ話の展開上エンディングがないともいえる終りに少し弱い気もするがあの設定ならあれがベストともいえるしな、まあ仕方ないな。
今回はとにかく央輝最高だな、智と互角と言っていい、恵もありだったし、宮もいけたね。
恵のルートは考えさせられるよな、覚悟、いや思考でだけなら恵を助けるすべがほかにないなら。三宅を殺すことに躊躇いはない、いや他にあっても殺人におけるリスクが問題であって道徳的かつ倫理的には俺は禁忌とはとらえていないな。
うむ、これがゲーム脳かもしれんな
他人にとって、「殺人」と「病死や事故死」と「寿命」と、どれだけ違う意味を持つのだろうか。
少なくとも俺には人が死んだということだけだ、殺人事件がニュースになり義憤を覚えることもあるだろう、だが目にするのはせいぜい日本の事件だけ、それも極一部だ。
スパイラルの歩君のセリフ「他人なんて毎日数えられないくらい死んでるだろ」、まあそれでも彼は助けに行きましたが、普通は、いや大半は助けにいかんだろうな。
例えば赤の他人が目の前でおぼれていて、自分が浮き輪を持っていたら投げてやらないやつはいないだろうな、というか投げなかったら十分に犯罪だし、恨みを持っている相手ならともかくよほど性格が歪んでいない限り人間が死ぬのを見たい人間はいまい、倫理的にかつ本能的にも同族の死を好むものはいない。
だがテレビで300円の薬が買えないためどこかの国で治療が出来ない子供が大勢いるという募金に対して、貯金を崩して全額寄付するやつはいないだろう、じゃあその金はどうするか、飲んで食って騒いで、宝石を買って時計を買ってゲームを買って、自身の娯楽と他人の命なら娯楽の方が重いのが現実。
・・・ずいぶんそれた、結局のところ命の価値は人それぞれ、恵のように人を殺さずに生きられないなら殺してでも生きるべきだと、罪があるというならいずれ罰がくだる、それまで精いっぱい生きることをあきらめるべきではない。
他のルートだが宮は3ヶ月前に途中までやっていて微妙になってしまった。
央輝は隣人には笑ったね。
彼女は、あれ、彼はだった。
彼は掴めるかな最高のハッピーエンドってやつを、うん、出来るさ、智さんならきっと。
呪い持ち8人が無事で、助ける必要があるのは真野・常務・鳴滝姉くらいまでが最低限必要なハッピーエンドかな、先生はどうだろうね、三宅とかCA社長とかヤグザさん達とかはどうでもいいな、むしろ関係ないとこで死んでる方が望ましいかな。
今日のひとこと
スパイラルの他に、空の境界ザ・サードのことも浮かんだなあと対岸の火事ってことわざもあったな。
・・・人間は人間を故意に傷つけたりしない、故意に傷つけるものがいるならそいつは人間ではない、ならソイツを殺しても人殺しではない、こいうのは結構考えるものなのかな、俺の高校時代の日記に同じことが書いてあったしな。
 サードはなんでだ?ああ、グレイブストーンの時のやつか。空の境界はあらやだな。