未来図が描けない者ほど無駄が続く。そして、無駄ほど人の気持ちを削ぐものはナイ。

湾岸ミッドナイト 北見淳
未来図がないか、そうだな。
何がしたいのかと、何をしなければならないのかがわからない。
欲求と夢、義務と責任、それぞれ似た意味があるけど少し違う、欲求は俺にもあるが夢はどうかな、義務は俺にもあるが責任はどうかな。
俺はどこかで自分が世界に意味を成さない存在であることに罪悪感のようなものがある。
そんな必要もないのにな、わかっていても感じてしまうことは止められない。
なぜ俺は世界のために何もしないのだと。
びっくりするほど傲慢だ、まるで世界を救う勇者のようではないか、村人Aにも劣る、舞台に立てもしない存在がだ。
人は世界の一部であればいいのに、俺は外部になってしまっている。
おかしいのはわかっていても感じ方は変えられない、砂糖を苦く感じるのが変でもそう感じてしまう人間には苦いものなのだから。
俺の夢はトライ&エラーを目指すことすらできないのだ、無駄と知りながら無駄を積み重ねて、削がれていく気持ちの上に新しく気持ちを乗せて、どうにかなると嘯きながらすごしていくしかない。
心が折れても、曲がっても、決して砕けないと想いに思いながら。
今日とひとこと
まあ、これ似たの書いたことあったけどね。
こんな妄想を思い続けないとね、折れたときに立ち上がれないから。